6.注意点・追加情報・雑記

  • 有酸素運動の前後には十分な水分を摂ってください。水分が足りないと発汗が少なくなり、体温調節がうまくいかなくなり、危険です。気温が高いときには運動の途中でも水分を供給した方がいいです。水泳も実はかなり汗をかくので、事前の水分補給を怠らないように。不必要な水はやがて体の外に排出されるので、水を飲むだけで太るなどということはありません
  • 体脂肪だけを減らす減量ペースは1週間に0.5~1キロ程度が限度です。これ以上のペースで体重が減っていたら筋肉が落ちている可能性があるので、タンパク質の摂取量を増やすなどしてください。
  • 減量の途中で、体重の減少がとまる「停滞期」というのが必ずあります。体が消費エネルギーを節約しようとする「適応現象」によるものですが、1~3週間ぐらいで終わり、また脂肪が減り始めます。ここで運動を止めたり食べるカロリーを増やしてしまうと、体がエネルギーの節約モードに入っているため、体脂肪が増え、いわゆるリバウンドが起こることになります。
  • BMIが20以下の人や、体脂肪率が男性で10%以下・女性で20%以下の人は減量の必要はありません。むしろ逆に健康を害する恐れがあります。BMIが20以下でなおかつ体脂肪率が高い人は筋肉の量が極端に少ないので、運動しても脂肪がなかなか減りません。有酸素運動よりも筋肉トレーニングを中心に行い、筋肉を増やすのを優先してください。
  • 「飲むだけで痩せられるお茶」というのは、下剤や利尿剤の成分が含まれていて、脱水症状を起こすことによって見かけ上、一時的に体重を減らす効果しかありません。体に必要な水分量は決まっているので、いずれ体重は元に戻ります。健康にも悪いし、間違った減量法です。だまされないようにしましょう。
  • ポテトチップスなどのスナック菓子は油を吸っているので、結構高カロリーです。習慣的に食べている人はこれをやめるだけでもカロリー収支がかなり改善されます。ただ、どんな食べ物も「絶対に食べない」と決めてしまうとそれを破ったときの反動も大きいし、ストレスも溜まるので、例えば1袋全部食べないと気が済まない人は小さい袋にするとか、かならず半分は次の日に回すなど、なるべく量を減らすような工夫をするのがいいと思います。あとはコーラなどの清涼飲料水も1缶で十数グラムもの砂糖が入っているので、カロリーゼロのダイエットコーラ等にするか、お茶などで代替するようにしてください。
  • 高校生ぐらいまでは食事や運動に気をつけなくても標準体型だったのに、20歳ぐらいから太りはじめたという人は多いと思います。これは基礎代謝が10代半ばを境に徐々に低下するためで、必要なカロリーが減ったにもかかわらず、「若い頃」の食事の量を維持することによってカロリー過剰になるからです。満腹感を感じるまで食べるのではなく、大雑把でもカロリー計算をして、必要以上のカロリーを摂らないようにすることが必要です(当然ながら必要な栄養素はしっかり摂るように気をつけてください)。食べる量が減ると食事と食事の間に空腹感を感じるようになりますが、慣れればそのうち空腹感を感じなくなります。
  • 一日一時間歩く人はほとんど運動しない人に比べてガンで死ぬ危険性が半分以下になるそうです。(読売オンライン2000年9月28日の記事)
  • 砂糖入りの菓子を、食物繊維の「D―キシロース」と一緒に取れば糖が吸収されず、脂肪の生成を抑えるダイエット効果があることが、鹿児島大農学部の藤井信教授(食品機能化学)らの研究グループの調査で分かった。D―キシロースは、小麦など穀物類のかすから精製された食物繊維。食品添加物などに利用されている。肥満は、糖分が小腸の酵素で分解、吸収され、血糖値が上がり脂肪が増えるのが原因。しかし、D―キシロースは、砂糖(しょ糖)を分解する小腸の酵素の働きを抑えるため、そのまま大腸へ。さらに大腸では、微生物が砂糖を分解し、中性脂肪などの合成を押さえる有機酸を多量に生じさせるため、新たな脂肪ができにくいという。(毎日新聞2001年9月8日の記事)
  • (2002.1.15追記)最近日本で低インシュリン・ダイエットというものが流行っていることを知り、自分なりに調べてみました。簡単に言えば、食後血糖値が上がるとインシュリンが分泌されますが、インシュリンは血糖を筋肉や肝臓に蓄えたり、余った血糖を体脂肪として蓄える働きを持つため、なるべく血糖値を上昇させないような(GI値が低い)食品を食べるようにすれば太りにくくなる、という理論です。科学的にも根拠があるし、極端に栄養が偏ることもないので、正しいダイエット法と言えます。考えてみると自分自身、毎日1時間ウォーキングして体脂肪率を減らしていた時期はGI値の低いオートミールを朝食に食べ、GI値の高い白米は食べる量を減らしたり、白米に押し麦を混ぜて食べたりしていたので、結果として低インシュリンダイエットを実行していたことになります。基本は砂糖・食パン・白米・ニンジン・ジャガイモはあまり食べずに、そば・オートミール・玄米・麦・果物・緑黄色野菜(除くニンジン・カボチャ)を食べるようにすることです。これから気をつけて実行しようと思います。食品別のGI値を知るには、「ちゃんと食べてしっかり痩せる 低インシュリンダイエット レシピ集」などの本を参考にしてください。(ダイエット参考文献一覧のページ
  • 体重・体脂肪率グラフ(2007年6月12日追記)このホームページを作ってから8年近く経ち、すっかり本格的な運動から遠ざかって、また歳を重ねるにつれて再び体重・体脂肪が気になるようになりました。以前の体を取り戻すため、日本一時帰国中の3月中旬から5月末まで実家の近所にあるスポーツクラブのメンバーになり、週4回のペースで筋トレ・マシンを使った有酸素運動・水泳を再開し、2ヶ月半で体重は67キロ台から63キロ台へ、体脂肪率は21%台から16%台まで下がりました。右上の体重・体脂肪率の推移グラフをクリックすると大きく表示されます。体重は途中、記録し忘れていましたが、体脂肪率とほぼ同じペースで下がっていたようです。食事や水の摂り方はこのホームページに書いてある通りのことを実行しました。また、日常生活でもなるべく歩くようにしました。サプリメントは運動前にビタミンBコンプレックスを1錠ずつ飲んだだけです。筋トレはチェストプレス・ラットプルダウン(上からバーを引き下ろす、懸垂に似た運動)・アブドミナル(腹筋)・シーテッドレッグプレス(座った状態でやるスクワットのような運動)・背筋・ショルダープレスを2セット週3回。有酸素マシンは週1~2回で、トレッドミルによる時速7.4キロ程度の速歩30分間またはバイクやクライマー(階段を登るような運動)を20分~30分間程度やっていました。水泳は週2回程度、30分ぐらいかけて1キロ前後ずつクロールでゆっくり泳ぎました。2ヶ月半で腹筋は引き締まってベルトの穴は縮まり、ほぼ8年前の状態に戻ることができて、改めて自分の方法の正しさを再確認するとともに、この歳になってもがんばればできるんだという自信がつきました。(アイレクススポーツクラブ豊田のフィットネスインストラクターのS田さん、ありがとう!)